News Release ニュースリリース

お知らせ 橋梁CIMシステム

第30回プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウムで発表します

オフィスケイワンは、第30回プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウム(主催:プレストレストコンクリート工学会)で下記の内容を発表いたしますのでお知らせいたします。ぜひ聴講をよろしくお願いいたします。

1.発表日時
2021年10月21日(木)~22日(金)ウェブ開催

2.発表(その1)
・発表タイトル
BIM/CIMを活用した遠隔臨場と配筋検査の高度化の取り組み

・発表者
オフィスケイワン株式会社 保田 敬一

・発表概要
近年の建設現場では,コロナ禍において「段階確認」「立会」をカメラ映像と音声による遠隔臨場で実施する取り組みが進められている.しかし検査映像だけでは,場所の特定や遠隔時の指示などのコミュニケーションが不足している問題も指摘されている.その課題解決のためにMR技術を活用し,現場で配筋のBIM/CIMモデルを重ね合わせて遠隔地のパソコンに映し出しながら検査した.その検査結果はクラウド経由で帳票に連動させるとともに,CIMモデルに属性情報として自動付与を行った.さらに、画像解析技術を用いた新技術による配筋検査を実施し,設計図面からAIにより抽出する技術検討も実施した.それらの取組みについて報告する.

3.発表(その2)
・発表タイトル
ICT技術による施工管理が可能なPC橋上部工CIMシステムの開発

・発表者
オフィスケイワン株式会社 亀井 透匡

・発表概要
2025年に建設現場の生産性を20%向上させる取組みが進められている.橋梁上部工のBIM/CIM活用は設計照査や合意形成の迅速化に効果を発揮しているものの,施工管理へのさらなる活用が課題となっている.またCIMモデルを施工管理に活用する場合は,モデルの正確性が重要となるため,そのチェックに時間を要している.そこで,設計情報を専用のGUI画面上でパラメータ入力するだけで,詳細度300~400のCIMモデルを自動作成し,ICT技術を活用した施工管理が可能なPC橋向けのCIMシステムを開発した.オペレーターの熟練度に頼らずに生産性向上が可能となったそのシステムについて報告する.

4.その他
検査の自動化やMR遠隔臨場を実現(IHIインフラ建設コンソーシアム)
PCコンポ橋CIMシステム CIM-COMPO
PC箱桁橋CIMシステム CIM-BOX

以上