News Release ニュースリリース

お知らせ 橋梁CIMシステム

設計情報属性ファイルの入出力機能の提供開始

オフィスケイワンは鋼橋CIMシステム「CIM-GIRDER」に実装中の「設計情報属性ファイル」の入出力機能の提供開始をお知らせします。橋梁CIMシステムへのデータ連携機能の実装により、国土交通省が発表した建設現場で3割の省人化を目指す取り組み「i-Construction2.0」のうち、橋梁分野における「データ連携のオートメーション化」の実現に貢献してまいります。



1.開発の背景
2023年4月、鋼橋における設計段階と施工段階のデータ連携をより一層推進するために、国土交通省の立会のもと、一般社団法人建設コンサルタンツ協会および一般社団法人日本橋梁建設協会との間で「橋梁技術のデータ連携実装に向けた共同宣言」が出されました。オフィスケイワンでは、設計側の「自動設計システム」から施工側の「自動原寸システム」へのデータ連携を目指したファイル交換フォーマット「設計属性情報ファイル」への入出力機能の実装を進めています。今回、自動原寸システムへの連携を試行する鋼橋メーカー向けにベータ機能の提供を開始します。


2.提供機能と対象ユーザー
  • 提供機能:i-Bridge連携オプションベータ版(少数鈑桁橋)
  • 対象ユーザ:CIM-GIRDERライセンス契約中で、データ連携試行を実施する鋼橋メーカー
  • 費用:個別打合せにて

3.提供時期
2024年4月より

4.提供方法
オフィスケイワンによるデータ変換サービス

5.CIM-GIRDERとは
数値情報をパラメータとして鋼橋上部工(鈑桁橋・箱桁橋)の3次元モデル、アノテーション、切り出し図面、鋼材数量、BIM/CIM設計照査シート、IFC出力、自動干渉チェック(オプション)が可能なシステムです。モデル詳細度は300~400、付属物は検査路、排水装置、添架物、落橋防止ブラケットに対応しています。

6.お問合せ先
〒550-0013 大阪府大阪市西区新町1丁目10-2 TEL.06-6567-8951 開発グループ

以上